渡邉氏の講演には、伏線があった。総会中の質疑応答で、教員をしているという株主から、こんな質問が出た。「生徒からぜひ質問してほしいと頼まれたのでぜひ聞きたかったのだが、『24時間365日死ぬまで働け』という理念は今でも残っているのか」。
これに対して、清水邦晃・常務取締役は「この言葉はもともと創業者の思いで、ずっと労働をしろという意味ではなく、お客様のことを週2日休む中でも心に留めながら、その思いを忘れないでほしいという意味が込められている」と説明した。実際、5月には外部の有識者委員会からの指摘も踏まえ、同社の理念集から「365日24時間死ぬまで働け」という文言は削除され、「働くことは生きることそのものである」と改められた。
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