未経験で「web系エンジニア」転職活動のコツ 実務未経験者歓迎には「応募しない」が正解

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応募する企業数は「とりあえず100社」を目標にしましょう。Web系自社開発企業は実務未経験者を積極的に採用したいとは考えておらず、よほどよい人がいたら会ってみてもよいという程度のスタンスなので、数十社エントリーして1社面談に辿り着けたらラッキー、というくらいの心構えが適切です。

100社応募しても合格できないというケースは珍しくありません。100社で駄目なら200社、200社で駄目なら300社というように、とにかく粘り続けることが重要です。

また、求人サービスからの応募だけでなく、求人サービスで発見した各企業のホームページからの直接応募も併用しましょう。応募する経路によってエントリーの通過率が異なるケースは多いため、WantedlyやGreenで応募しても返信がなかったからといって諦める必要はありません。

その他、一部の転職エージェントが実務未経験者のWeb系自社開発企業への転職をサポートしてくれる場合もあるようなので登録してみてもよいでしょう(ただしかなりレアケースのためあまり期待しない方が賢明です)。

一般的な面接回数は?

面接回数は企業にもよりますが、3回程度が一般的です。面接のスタイルは企業ごとに様々ですが、下記の質問は頻出しますので、自分の言葉でしっかり回答できるようにしておきましょう。

・ なぜエンジニアになりたいのですか
・ 将来のキャリアプランを教えてください
・ なぜ弊社にご興味を持たれたのですか
・ 弊社にどのようにご貢献いただけますでしょうか
・ スキルアップのために心がけていることはありますか
・ あなたの長所と短所について教えてください

また、面接においては「コンピュータサイエンスの基礎知識」を問うような質問がおこなわれるケースが多いです。例えば「WebブラウザにURLを入力してページが表示されるまでになにが起きているか説明してください」等です。とくにHTTPプロトコル周りの質問が頻出する傾向がありますが、面接の前には基本情報技術者試験の参考書等を一度復習しておくとよいでしょう。

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