ハーフ9ホールを回って平日4400円、土日祝日5400円(ともに税込み)で65~69歳は500円引き、70歳以上と18歳未満は800円引きになる。現在は緊急事態宣言下で開催日は未定だが、解除されると復活する。
最終スタートなので、後続組がおらず、急がされる、急ごうと焦ることがない。自分たちのペースで、といっても、日没もあるのでそんなにのんびりとはできないが、ゴルフ場体験、芝体験にはいい。
「曜日によって違いますが、ニーズは高いです。付き添いできる職員がいれば、組数も増やせるときもあります。新しい方にはぜひやってもらいたい。自信がつくまで何回も利用される方もいます」と北川氏。これも本格デビューというよりはプレデビューの場といえるだろう。
ピクニック気分で体験できるところも
東我孫子CCなどを運営する朝日コーポレーションでは、「ピクニックゴルフ」というイベントをしている。その名のとおり、ゴルフ場を「ピクニック」気分で体験できるというものだ。
利根川河川敷の東我孫子CCでは「女性や若い人にもっとゴルフをやってほしい」(坂巻満夫副支配人)と、5年前から初心者を対象に始めた。ステップ1、2は9ホールに昼食付、乗用カートで4000円(税込み)。ステップ3は1ラウンドで各日の会員料金と同じでプレーできる。
練習およびゴルフを体験することが目的なので、1組に必ず初心者がいなければ利用できない。また、初心者のみではだめで、進行を促せるゴルフ経験者が入っていることが条件になる。昼食をつけたのは「ゴルフ場のレストランの経験もしてほしい」というのが理由だという。レストランでの振る舞いもよく話題になるので、体験しておけば心配ない。
ピクニックという名前の由来については「ゴルフ場に初めて来た方は広くて芝がきれいな公園のように思うでしょうから、家族でおじいちゃんやお父さんがお孫さんや子どもと一緒にピクニックに行くというイメージです」(坂巻氏)。クラブもシューズも無料で貸し出してくれるので、動きやすい服装で行けばいい。
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