チケット完売!究極の野外レストラン 日本を味わう、五感体感ラグジュアリー

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本当のラグジュアリーは富裕層だけのものではない

これからの時代、消費者はますますスマートになり、ただ単に値段の安い高いで判断するのではなく、そのものの価値の対価として、それが正当であるかどうかを重視するようになります。その際、個人の経済的背景は影響しますが、その価格が価値の対価として納得するものであれば、仮に値段が高かったとしても、消費者は満足するという傾向にあります。

これは、ファッション業界において、ファストファッションのような低価格の値段重視のものと、ラグジュアリーブランドのような品質重視のものとの二極化が進む大きな理由のひとつと同じです。

そして、ラグジュアリーにおいては、モノという形が残る物質的な消費にくわえ、形は残らなくてなくても、感動体験や思い出を残こす体感型の消費も増えてきている傾向にあります。

これからの時代の”本当のラグジュアリー”について考えたとき、一部の富裕層が独占的に楽しむ時代は終わり、それが巡り巡って、個人、地域、世の中のためになるようなものが、本当のラグジュアリーとして選ばれる時代が来るのではないでしょうか。

ナオヨ マディソン ファッション ジャーナリスト

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ナオヨ マディソン / Naoyo Madison

青山学院大学 国際政治経済学部卒業。大手総合商社に入社し、配属先の繊維本部で欧州系インポートブランドを担当。その後、パリ ソルボンヌ大学に留学する為に渡仏。帰国後は、ラグジュアリーブランドを扱うセレクトショップでアシスタントバイヤーとして勤務した後、イタリア系ブランドのジャパン社に転職。数社にてキャリアをつみ、MDバイヤーとして活躍。現在は、ジャーナリストとしてロンドンやパリをはじめとする国内外のファッションショーをまわり、ランウェイレポートやインタビュー、ファッションビジネスを中心とした記事を執筆する。

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