週休3日なのに年収を3倍にした男性の「時短術」 短い時間で「成果を出し続ける秘訣」とは
時間に追われ慢性的な睡眠不足に
私は人生で二度うつ病を発症しました。二度とも仕事が楽しくて仕方なくて、昼夜問わず働いていたことが原因でした。時間に追われて仕事をしていたら、慢性的な睡眠不足になっていたのです。うつ病発症後に仕事から離れて1日7時間以上の睡眠を続けたことで、幸運にも健康を取り戻しました。
人生100年時代と言われ、70代までは働かなくてはいけないと思ったときに、「時間に追われる働き方」から脱却しようと決めました。そして2017年に、短時間で爆発的な生産性を生み出す「週休3日のベンチャー企業」を立ち上げることにしたのです。
クライアント企業の働き方改革を支援するために、われわれクロスリバー自身が新たな働き方を実践して、その学びを伝えていこうと思いました。われわれが目の下にくまを作って客先に訪問していたら、まったく説得力がありませんから。
「働き方改革」と聞くと、単に労働時間を短くすればいいと思う人も多いでしょう。残業削減だけをやっている企業もありますが、その88%がうまくいっていません。残業削減だけをやると、会社の売り上げも社員のモチベーションも落ちます。
極端な例ではありますが、数億円規模のビジネスが決まるかもしれないプレゼン前日に、「早く帰ってください!」と強制的に仕事を終えさせるのは適切ではないでしょう。きっと職場近くのスタバや自宅で“隠れ残業”をするだけです。
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