GPIF改革、本当にこれでいいの? 日本株の運用比率を見直すだけではダメ

✎ 1〜 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 22 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
アベノミクスで、長期資金にも関心が向けられるようになったのはよいこと。だが、日本株の運用比率の見直しだけにとどまっていてはいけない(NY証券取引所で、AP/アフロ)
近頃、新聞などで目にする「GPIF改革」。「GPIFってなんだ?」と思っている方もいらっしゃるかも知れません。でも、これは私たちの老後に関わる、大きな問題です。株価にも影響を及ぼしてくるでしょう。果たして、GPIF改革とは何なのか。草食投資隊が、わかりやすくひも解きます。

そもそもGPIFって?意外に覚えるのはラクラク

渋澤 GPIFって言われても、なかなか正式名称がスラスラ出てくる人って、少ないでしょう。

中野 年金積立金管理運用独立行政法人。漢字がずらっと続くから、読みにくいですしね。

藤野 区切って読めばいいんですよ、これ。つまり「年金積立金」、「管理運用」、「独立行政法人」ってね。

中野 あ、なるほど。これはわかりやすい。

渋澤 英語で言うと?

またまた~。え~っと、ガバメント・ペンション・インベストメント・ファンドでしょ。

藤野 よくできました~(笑)。

中野 当然です(笑)。あ、ちなみにGPIFっていうのは、厚生年金や国民年金の積立金を運用している機関のことです。これを読んで下さっている読者の皆さんの老後に関わる問題ですからね。

次ページ運用比率を上げれば、株価は上がるかもしれないが・・
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事