ヘッジファンドは、これからどう動くのか?

日本株のマーケットも、5月病?

  ゴールデンウイーク明けといえば、5月病の季節。何となく、やる気が出ない、だるいといった諸症状に悩まされる新入生、新入社員もいると思いますが、マーケットもさっぱりです。果たして、「マーケットの5月病」に特効薬はあるのでしょうか。
米国のオバマ大統領が来日したが、成果はほとんどなし。これでは日本のマーケットにも懐疑的になるのも無理はない?(日本雑誌協会代表取材)

渋澤 藤野さん、遅いね。寝坊かなぁ。

中野 いつものファミレスに、8時集合と伝えておいたはずなのですが・・。あ、来た、来た。

藤野 すみません。8時半と勘違いしていました。

渋澤 じゃ、突然ですが、藤野さんから話してもらいましょうか。遅れてきたバツですね(笑)。

外国人投資家の、アベノミクスへの期待がはげ落ちた

藤野 今の日本株が5月病かどうかってことですよね。マーケットは、予想外の不振と言っておきましょう。1月の調整は浅くて済むと思っていたのですが、思いのほか、深い調整になりました。まあ、いろいろな要因があったと思うのですが、たとえばウクライナ情勢は余計でしたね。

渋澤 外国勢からアベノミクスによる日本への期待感がはげ落ちたということもあったと思います。消費税引き上げの影響も見極めたいところだし、TPPがなかなか進まないことも、株式市場からのイメージを悪くしています。

中野 正直、この数週間の動きというのは、説明しにくいものだと思います。ウクライナ情勢は政治問題だから、本来は株価的に何か大きく下落につながるものでもない。経済に目を向けると、新興国経済はまだまだボトムアウトしていませんが、先進国経済が急減速したという材料も見当たらない。

現に、欧州経済はデフレリスクが残るものの、徐々にボトムアウトに近づいていますし、米国経済は回復局面にある。それなのに、マーケットの流れを見ると、リスクオフの色合いが強い中で、なぜか新興国には資金が流れ込んでいます。これも5月病?

次ページやっぱり、5月は「売り」なのか?
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