面接官やリクルーターが好印象な会社の共通項 約8割の学生で「社員と面接官」が志望に影響

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今回は2021年卒採用での学生調査データを検証し、社員(リクルーター)と面接官の学生に与える影響を紹介した。この種の調査は毎年実施しているが、年によって大きな変化はない。

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もちろん多少の変化はある。少しずつ学生の気質は変わっていき、面接手法のはやりすたれもある。例えば、2010年代前半まで圧迫面接が流行したが、最近ははやらない。圧迫面接に対する学生の評判が悪く、ネットを通じてさまざまな情報が拡散される恐れがあるからだ。

好印象の企業の共通点

しかし、学生が評価する社員(リクルーター)と面接官の特徴は、どの年度でもほとんど変わらない。学生が自分を引き出してくれると感じることが評価につながる。そして、毎年好印象を与える企業の顔ぶれは大きくは変わらない。たぶん学生に接するときのツボを心得ているのだろう。ほかの企業も好印象企業の応接から学ぶことがあるはずだ。

佃 光博 HR総研ライター

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つくだ みつひろ / Mitsuhiro Tsukuda

編集プロダクション ビー・イー・シー代表取締役。HR総研(ProFuture)ライター。早稲田大学文学部卒。新聞社、出版社勤務を経て、1981年文化放送ブレーンに入社。技術系採用メディア「ELAN」創刊、編集長。1984年同社退社。 多くの採用ツール、ホームページ製作を手がけ、とくに理系メディアを得意とする。

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