東海旅客鉄道(JR東海、リクルーター・面接官のいずれも4位)に対するコメントで感じるのは「人間くささ」だ。学生に明るく接し、親身になっている。学生を採点するのではなく、理解しようとする姿勢が学生の好感度を上げているように見える。
社員・リクルーターに対するコメントは「逆質問に対し、丁寧に回答してくれた」(その他国公立大・理系)、「話しやすい人が多かった」(その他国公立大・理系)、「明るく接してくださったから」(中堅私立大・文系)など。
就活に関するアドバイスも丁寧だ。
「選考の前日などに突破のポイントや聞かれることなどのアドバイスをし、応援してくれた」(その他国公立大・文系)
「面接への対策等、さまざまなことに真摯に対応してくれた」(旧帝大クラス・理系)
「説明会が中止になったが、わざわざ電話をかけて質問等ないか聞いてくれた」(上位私立大・文系)
親切な第一生命、気さくな楽天
第一生命保険(リクルーター・面接官のいずれも5位)も丁寧に学生に向かい合う点がJR東海と似ている。社員・リクルーターはとても親切だ。不安な気持ちを理解し、優しく応接しようとしている。
「本当に真摯に対応してくれる方が多かった」(その他私立大・文系)
「親身になって話を聞いてくれた」(中堅私立大・文系)
「不安な想いや就活の悩みを聞いてくれた」(その他私立大・文系)
面接官の人間力も優れているようだ。「人柄」という言葉が目立つ。
「社員の人柄と懇切丁寧な対応」(早慶大クラス・文系)
学生に向かい合う姿勢が同じでも学生に与える印象は異なる。JR東海や第一生命は、学生に優しく接して気持ちをほぐしているが、学生からは兄貴というより大人に映っているように思える。
楽天(リクルーター5位、面接官8位)の場合は会話のテンポが速く、学生はリクルーターを「兄貴分」「先輩」のように感じている。
「質疑応答のスピード、丁寧さ、明るくハキハキとチアーアップをしてくれる優しさ」(上位私立大・文系)
「学生目線で話してくれた」(上位私立大・文系)
現在の楽天の事業規模は大きいが、創業からまだ20数年と若い企業だ。成長の原動力はIT。そんな社風が面接にも反映され、フランクな会話が特色のように見える。
「気さくで自分のよさを引き出してくれようとした」(早慶大クラス・文系)
「とてもフランクな雰囲気で、自分らしさを出しながら話せた」(上位私立大・文系)
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