「空腹20分運動」で健康な体になれると考える訳 オートファジー効果で筋肉量キープする運動法

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お腹の運動

【効果】
・腹直筋は背骨を丸める際に働くほか、内臓の位置が下がるのを防ぐ働きをしています。ここを鍛えると、腰痛になりにくくなる、内臓の機能が高まる、基礎代謝がアップして脂肪がつきにくくなるなど、さまざまな効果があります

・側腹筋は背骨を左右に曲げたり、ねじったりする際に働くほか、内臓の位置を安定させたり、排便を助けたりする働きがあります。ここを鍛えると、腰痛になりにくくなる、内臓の機能が高まる、基礎代謝がアップして脂肪がつきにくくなる、便通がよくなるなど、さまざまな効果があります

コロナ禍の自粛中でも適宜運動を心がけましょう

もし、このままコロナ禍が長引き、テレワークが定着する、自粛などが続けば、健康な方でもいずれ筋肉量の低下は深刻化すると思われます。筋肉量が落ち姿勢が悪くなったり、インナーマッスルが衰えたりすると、内臓の変形や位置のずれが起こり働きが悪くなります。

その結果、呼吸が浅くなったり、胃もたれや消化不良、便秘などが起こりやすくなったりします。

本書の中では、オートファジーと運動を組み合わせた「1週間の理想的なスケジュール」なども紹介しています。日々の生活に簡単な運動を取り入れ筋肉量をキープ、健康になる生活を心がけましょう。

青木 厚 医師

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あおき あつし / Atsushi Aoki

医学博士。あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長。自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科などを経て、2015年、青木内科・リハビリテーション科(2019年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、高脂血症、生活習慣病が専門。著書『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)は20万部を超えるベストセラーとなる。

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