「空腹20分運動」で健康な体になれると考える訳 オートファジー効果で筋肉量キープする運動法
緊急事態宣言が行われ、外出を自粛する中で運動不足になっている人々も多いことでしょう。弱った体を修復する運動法について、糖尿病医の青木厚氏による『がんを克服した糖尿病医が考案! 弱った体を修復する内臓リセット健康法』より一部抜粋・再構成してお届けします。
コロナ禍で筋肉量の低下は深刻な問題に
最近、医師として私が非常に心配しているのが、コロナ禍に伴う患者さんたちの運動量や筋肉量・筋力、そして免疫力の低下です。ところが、外出自粛やテレワークへの切り替えにより、家で過ごす時間が増えると、通勤、買い物に伴う「日々の生活の中での運動」すらしなくなります。
実際、筑波大学大学院の研究グループは、「テレワークに切り替えた社員の1日の平均歩数は、それまでに比べて29%減っており、中には70%減少している人もいる」と発表し、株式会社リンクアンドコミュニケーションも「1日の平均歩数が3000歩未満の人の割合は、2020年1月時点では17.8%だったが、2020年3月末~4月2週目には28.4%に増加している」と発表しています。
運動量が減ると筋肉量・筋力が低下し、
・体力が落ち、疲れやすくなる
・姿勢が悪くなり、自律神経が乱れ、肩こりや腰痛が起こりやすくなる
・内臓の働きが悪くなる
・呼吸が浅くなる
・血流が悪くなり、体が冷えやすくなり、免疫力が低下する
・脂肪がつきやすくなる
・つまずいたり転んだりしやすくなる
・骨粗しょう症のリスクが高くなる
・認知症が悪化しやすくなる
・うつや不眠になりやすくなる
・姿勢が悪くなり、自律神経が乱れ、肩こりや腰痛が起こりやすくなる
・内臓の働きが悪くなる
・呼吸が浅くなる
・血流が悪くなり、体が冷えやすくなり、免疫力が低下する
・脂肪がつきやすくなる
・つまずいたり転んだりしやすくなる
・骨粗しょう症のリスクが高くなる
・認知症が悪化しやすくなる
・うつや不眠になりやすくなる
などさまざま問題が出てきます。
そこで、必要になるのは筋肉量を維持しながら、「科学的に正しい運動(健康になる運動)」をすることです。
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