(第30回)「四字熟語・故事ことわざ」で綴る就職支援・第十七話『続・面接十戒』

人事のホンネ 妙に構えず、堂々として素直な学生を歓迎!

「コネまかせの学生が多かっただけに、最終面接まで、コネを隠し通してきた人物には関心しました。それも、親会社の役員が彼のおじさんということですからね。こうした実力勝負のできる人材が、欲しかったのです。 むろん彼なら、コネなどなくても入社できたはずだと思います」。(非メーカー系ソフト人事課長)

「『圧迫面接』というのは実際にあります。面接官も人の子ですから、虫の居所が悪い場合もある。そんな時には、ついつい『こんな常識的なことも知らないのですか』とやってしまう。あまり、いい傾向ではないですがね。でも、『申し訳ありません。この件については勉強不足でした』と、こちらも驚くぐらい素直に無知を認める学生がいます。思わず『悪かったな』という気持ちになりますね。やはり、正直が一番ですよ。知ったかぶりをしない謙虚さには、やはりひかれるものです。もっとも、私のほうが反省しなければならないのですがね」。(流通人事課長)

個人面接試験評価票の例
菊地信一(きくち・しんいち)
昭和27年仙台市生まれ。仙台一高、早稲田大学商学部卒業後、株式会社文化放送ブレーンを経て、平成2年より「現代職業工房」を主宰。この間一貫して人材採用をテーマに、採用戦略・計画に関するコンサルティングを行ってきた。企業と学生、両者を知り尽くした公正な立場に基づく本音のアドバイスは、企業セミナー、各種講演会でも好評を博している。『履歴書職務経歴書づくりの達人』(中経出版)、『就職活動のすべてがわかる本』(同文館出版)、『日経就職百科』(日経事業出版社)、『自己分析からはじめる就職活動 2010年度版』(日本実業出版社)、『キャリアデザイン入門』(光生館)など、就職関連の著書は45冊を数える。
現在、日本工業大学教授、北星学園大学非常勤講師、東北学院大学非常勤講師、コズモワールド顧問、文化放送キャリアパートナーズ学生支援部顧問キャリアアドバイザー、日本ジャーナリストセンター主任講師を務めるほか、講演・講義を行ってきた大学は85校にのぼる。
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