「働き過ぎても稼げない人」に共通する働き方 努力も才能もいらない「デキる人」になる方法
結局1人でデキる仕事の量なんて、デキる人とそうじゃない人でも、そこまで大差はないです。例えば、あなたの仕事のレベルが70点だったとします。かたやライバルは100点。その差が30点もあったとします。
ここで大事なのは、自分のレベルを上げることではありません。決してダメではありませんが、すでに70点も取れているなら、拡大に目を向けたほうがいいんです。70点を100点にするのは、10点を70点にするよりも何倍も大変。だったら、さっさと仲間を増やしましょう、という話です。
例えばもう1人70点の人とチームを組めば……、70点×2人で140点です。
ターゲットにしている人が同じで、なおかつお互いが売っている商品がかぶっていなければ、お互いの顧客を紹介し合うこともできます。これだけでも、あっという間に売り上げが2倍近くになります。
売り上げを1桁増やすための2つのポイント
このような感じでチームを拡大していくためには、実は2つのポイントがとても重要になります。逆に言うとこの2つのポイントを抑えている人は、たとえ自分の能力が天才じゃなくても、桁違いの成果を上げることができるのです。
~勝ちパターンを体系化して量産体制に入る~
再現性って言うとあまり馴染みがないかもしれません。わかりやすく言うと自分の「勝ちパターン」を持つことです。デキる人は自分の勝ちパターンを持っています。
勝ちパターンとは、自分が成果を出せるやり方を言語化・体系化して、同じ状況で繰り返し成果を出せるようにすること。
あなたにもありませんか?「もし、〇〇な感じの悩みをもっている、△△な雰囲気の人だったら得意だな」みたいな得意パターン。それです。
それを言語化・体系化していくことで、同じ状況で成果を出すのはもちろん、周囲の人にやり方を教えることができるようになります。ここが大事なんです。やり方を教えられると、自分でやらなくてもいい部分を人に任せることができるようになるので、サービスを量産できるようになります。
イメージしやすいのは「工場の生産ライン」。あれがまさに体系化です。
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方向を合わせてカットする工程
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包装する工程
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検品する工程
要するに、商品がデキるまでのプロセスを役割分担していますよね。あなたの仕事でも、こんな感じで役割分担をしていくと、サービスを量産できるようになります。