2丁目「人気ドラァグクイーン」直伝の悩み解消 こんがらがった頭の中を整理する究極のメモ術

仕事の効率アップや、ただの情報の羅列がアイデアに変わるメモ術を紹介します(写真:mits/PIXTA)
1990年代からドラァグクイーン(派手なメイクをする女装パフォーマー)として活動し、新宿2丁目のみならず日本中で人気を集めるエスムラルダさん。彼は人気ドラァグクイーンでありつつも、関わった本が累計250万部以上の凄腕ライター兼編集者でもあります。
おまけに『残酷な天使のテーゼ』の作詞家、及川眠子さんプロデュースで歌手デビュー、ミュージカルの脚本、コラム連載、講演会など多様で大量の仕事を同時にこなしています。なぜ、彼は性質の違う大量の仕事を高いレベルでこなせるのか、その秘訣『ロジカルメモ 想像以上の結果をだし、未来を変えるメモの取り方』から一部を抜粋・編集してお届けします。
高度情報化社会に生きる私たちは、日々、処理しなければいけない情報、考えなければいけない問題に追い回されています。
「入ってくる情報が多すぎて、メモをとってもすぐに忘れてしまう」「打ち合わせや会議の内容をメモしても、後で自分が何を書いたのか思い出せない」
皆さんの中に、そうした悩みを抱えている人はいませんか?
あるいは、新しい商品・サービスの企画・開発、売り上げを伸ばす方法、業務効率化の手段、部下や外部スタッフへの仕事の割り振りなど、考えなければならないことはたくさんあるのに、何から考えたらいいかわからず、「考えること」に苦手意識を持っている人はいませんか?
実は、こうした悩みは、メモの取り方をちょっと変えるだけで、あるいはメモを効果的に活用することで簡単に解消することができます。そして、普段、当たり前に書いているメモを「完璧な記憶装置兼アイデアの宝庫」に変えるこのメモ術を、私は「ロジカルメモ」と読んでいます。
メモには無限の可能性がある
ロジカルメモのやり方はとてもシンプル。ノートと筆記用具、小さな付箋を用意し、次の3つのステップを踏むだけです。
①ノートの左ページに、ふつうにメモを書く
②左ページのメモの内容を自分の言葉で言いかえ、右ページに書く
③自分の言葉で言いかえたもののうち、特に重要だと感じたことを付箋に書き出す
②左ページのメモの内容を自分の言葉で言いかえ、右ページに書く
③自分の言葉で言いかえたもののうち、特に重要だと感じたことを付箋に書き出す
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