女性の経済力が増し、強くなったということでもあります。妻が召使いのように扱われるのではなく、夫婦対等にものが言えるようになった。女性が自分の道を進むことを男性が受け入れて応援するようになり、尊敬するようになった。そこがものすごく大きい。 実際、女性に「稼いでいてほしい」と願う男性はかなり増えています。「女性の方が自分より年収が高くてもよい」、または「自分よりも高いほうがいい」という男性は、弊社の会員では8割にのぼります。
超年の差婚「添い遂げなくていい」
一方で「女性は若い方がいい」という男性は減少傾向にあります。相変わらず50代以上の男性では「若いほうがいい」「若くないと嫌だ」という人もいますが、若い世代を中心に、女性が年上でも「生き方が自分の参考になる、いろいろと教えてもらえるからいい」と考える人が増えました。
20代男性とアラフォー女性ができちゃった婚した例もあります。女性はバツイチでお子さんが1人。昔だったら年上の妻、しかも一回り以上も年上の妻は「恥ずかしい」と考える男性が多かったのですが、人間性を第一に考えて先入観なく受け入れられるようになりました。
ものすごく年齢差がある「超年の差婚」もチラホラあります。弊社では過去最大24歳差でしたが、今成婚を控えているカップルは、女性由紀さん(仮名)は20代前半、男性の明夫さん(仮名)は50代。なんと31歳差です。
初めのうちは由紀さんのお父さんが反対していました。相手は自分と同世代ですから驚いたのでしょう。それに由紀さんはまだ就職したばかり。世間を知らないし、これから会社でいい出会いがあるかもしれない。しかし、お母さんは明夫さんを気に入って、お父さんを説得しました。
お母さんが気に入った決め手は、明夫さんの資産。企業家の彼には莫大な資産があるので、若い人同士で結婚して経済的に苦労するよりもいいのではないかと考えたようです。
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