スマホ決済「4カ月で1.8万ポイント貯めた」秘技 手軽に始められるLINE Pay、PayPayの超活用術

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OさんはLINE Payが使えない店では、PayPayも利用している。貯まったポイントを有効活用する方法として、ポイント運用を活用している。

OさんはPayPayのポイントを運用し12月9日時点で861円分の運用益を出している(KADOKAWA提供)

ポイント運用とは、株価や投資信託の基準額などに応じ、ポイントが増減していくという仕組みになっているため、証券口座を開設する必要がなく、手数料も一切かからない。

例えば、PayPayのボーナス運用は、「チャレンジコース」と「スタンダードコース」の2つから選択し、1ポイント単位で運用ができるというものだ。

また、自動追加機能を使えば、PayPayボーナスが付与されたタイミングで自動運用されていくので、運用開始時にポイントが0でもはじめることができ、ほったらかしで運用されていく。

Oさんは、PayPayボーナス運用の自動追加機能を使い、今年8月1日からはじめて、累計3814円分のポイントを運用し、12月9日時点で4675円まで増え、861円分の運用益をだしている。

高還元率キャンペーンを開催することも

ポイント運用のサービスは、ほかにもau PAYポイント運用や楽天ポイント運用、dポイント投資などがあるので、「ポイントが少ししかない」「ポイントの使い道が特にない」という人は、一度挑戦してほしい。

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当然ながら投資なので損することもあるが、ポイントを失うだけなので、現金と違いダメージは少なくてすむ。

またスマホ決済は、以前ほどではないものの、期間・店舗限定で10%還元などの高還元率キャンペーンを開催することもある。

特にコンビニやドラッグストア、飲食チェーンなどでの開催が多いので、細かく利用していくことでポイントを増やしていくことも可能だ。

まずは、自分が貯めている共通ポイントが、使えるスマホ決済を中心に使うように意識するだけでも、確実にポイントが増えていくはずだ。

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ぽいかつすたーとけんきゅうかい / Poikatsu Start Kenkyukai

「ポイ活」の達人たちによる、これから「ポイ活」を始めたい人に、自らが培ったコツやノウハウを指南する研究会。

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