「初任給が高い」未上場企業ランキングTOP250社

トップの初任給は34万円超と平均額の1.6倍

未上場企業で初任給が高いのはどのような企業でしょうか(写真:artswai / PIXTA)

厚生労働省と文部科学省が11月17日に公表した2021年3月卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日時点)は69.8%と、前年同期比で7ポイント低下した。コロナ禍で新卒採用の環境は大きく変わり、就職活動は例年より厳しくなりそうだ。

就職活動で就活生の目が行きがちな大企業は、株式を証券取引所に上場している会社(上場会社)であることが多い。上場会社は会社の規模も大きく、就活生になじみ深い商品やサービスを提供しており、業績情報などさまざまな情報を公表している。そのため上場会社に就活生が注目するのも当然だろう。

だが、日本の法人約260万社のうち上場会社はわずか3800社程度で、株式を証券取引所に上場していない会社(未上場会社)がその99%以上を占めている。就職環境が厳しくなるのであれば、上場会社だけではなく未上場会社にも目を向け、幅広く就職先を検討するのがよいだろう。

そこで東洋経済新報社が2020年10月に刊行した『会社四季報 未上場会社版』のデータを基に、未上場会社の大卒初任給をランキング形式でトップ250位までまとめてみた。ランキングは掲載会社のうち、2021年の新卒採用予定がある会社を初任給の高い順に並べている。

トップはコンサルティング会社

1位のアビームコンサルティングは、デジタルトランスフォーメーション戦略立案とデジタル経営基盤の構築に強いNEC系のコンサルティング会社だ。売上高、営業利益とも増収増益基調にある。コンサルタント職の場合、初任給は34万0300円。厚生労働省がまとめた令和元年度の大卒初任給平均額は21万0200円なので、同社は1.6倍の水準だ。

『2021年版 会社四季報 未上場会社版』。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

2位のアプライド マテリアルズ ジャパンは世界最大手の半導体製造装置メーカー・米アプライドマテリアルズ社の日本法人で、ほぼすべての半導体・ディスプレー製造に同社の装置が使われる。

業種別にランクインした会社を集計してみると、建設業が39社でトップ。以下は情報・システム・ソフト業が15社、不動産業14社、新聞・出版業が11社と続く。建設業でトップとなったのは大阪に本社がある総合リフォーム会社のオンテックス。建設業は各地域を地盤とした会社も多い。

未上場会社の中にも就職先として有望な会社は多数存在する。『会社四季報 未上場会社版』は業界上位会社や会社規模が大きい未上場会社を中心に掲載し、就職先を探すうえで重要な判断材料になる業績情報なども収録している。それでは、最新ランキングを見ていこう。

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