「在宅の部下」を心配する上司に欠けた視点 「タスクありき」ならチームの生産性が上がる
「テレワークを導入して組織の生産性をアップさせよう」
とスローガンを掲げても、いったい誰に何をしてもらえばそれが叶うのか、すぐに思いつかないものです。
とくに、「誰に、何をやってもらおうか」という問いから出発すると、いつまでたってもスタート地点から動くことができません。
でも、リーダーならついついそう自問自答しますよね。
「テレワークを導入して生産性アップかァ。まず、誰に何をしてもらおうかな……」という風に。
そこをぐっとこらえます。
「誰が、何をやるのか」という考え方を取り払うのです。あるのは、「何を、誰がやるのか」という発想だけです。
逆算思考だからです。
こうすると、いろいろなことがスッキリするはずです。ぜひ、トライしてみてください。
部下が「在宅」「出張」しても問題ない
昨今、「ジョブ型雇用」の導入企業が増えています。従来、人に対して仕事を割り当てる「メンバーシップ型雇用」が日本企業の主流でしたが、仕事に対して人を割り当てるのがジョブ型雇用です。
ジョブ型雇用には普通、ジョブディスクリプション(職務記述書)が必要と言われます。具体的な職務内容や、目的、責任や権限の範囲などが事細かく記された書類です。
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