「在宅の部下」を心配する上司に欠けた視点 「タスクありき」ならチームの生産性が上がる

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経営マネジメントのスタイルは、長らく「トップダウン」と「ボトムアップ」の2種類でした。最近は経営者と現場担当者の間に入るミドルマネジャーが主体的に動く「ミドルアップダウン」というスタイルも採用されています。

しかし、上(トップ)からだろうが、下(ボトム)からだろうが、真ん中(ミドル)からだろうが、どのようにアップダウンさせても、人から人への流れであることに変わりはありません。

ですから、「人ありき」のチーム運営になってしまいます。リーダーである、あなたのストレスが軽減されることはないでしょう。

そうではなく「目標=ゴール」を頂点にし、そこからブレイクダウンさせる発想を取り入れます。

作業単位の「タスク」にまで落とし込む

まずゴールがあり、そのゴールに到達するために、いくつかの大プロジェクトに仕分けします。それら大プロジェクトをもう少し細かい中プロジェクトに分けて、さらに小プロジェクトへと分解します。最後にはその小プロジェクトを作業単位の「タスク」にまで落とし込む。そうすることで、頭がスッキリしませんか。

例えば、「テレワークを導入して組織の生産性をアップさせる」というゴールを考えてみましょう。

このゴールを、

通信・労働環境
セキュリティ
マネジメント
人事評価

といった、比較的大きなプロジェクトに仕分け、さらに「セキュリティ」というプロジェクトを、

ガイドラインの策定
マニュアルの整備
物理的なセキュリティ対策
技術的なセキュリティ対策

といった、細かいプロジェクトに分解したとします。

すると、「マニュアルの整備」という小さなプロジェクトを、いつ、誰が、どのように実行するのかというタスクを書きだしやすくなりますよね。

次ページ図で表すと…
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