「伊能忠敬の働き方」が主流になる老いなき世界 「必要とされる仕事」が激変する世界の生き方
人生120年時代は楽しみか?
佐々木康裕(以下、佐々木):『ライフスパン』を読んで、人生観が変わるほどの刺激を受けました。
人生120年時代、それも健康寿命が120歳まで延びる時代になる。僕はいま30代後半ですが、プラス80年となると2100年、22世紀まで生きるという話ですよね。人類の進化を考えるとワクワクします。
体の一部をサイボーグ化する、地球以外の場所に定住する、その他いろんなことができるようになると思うと、過去の資産を食いつぶすのではなく、これからも資産を積み上げていかなければということも思いました。
宮本裕人(以下、宮本):僕は、佐々木さんとは逆で、怖くなりました。
多くの人が120歳まで生きられる世界になったとき、いまの世の中の悪いところも1.5倍ぐらいに拡大されるのではないかと感じたんです。

















