新型「ノート」遂にベールを脱いだその全貌 日産復活の要となる電動化戦略第2弾モデル

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第2世代e-POWERは、パワートレインのハードウェアとその制御が刷新され、より力強く上質な走りと効率化を高い次元で両立。モーターは先代「ノート」に比べ、トルクを10%、出力を6%向上させるなど、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現したという。

インバーターは第1世代よりも40%小型化、30%軽量化され、さらにエンジンの効率も高められたことで、加速性能だけでなく同時に燃費も向上。加えて、路面状態からロードノイズが大きいと判断した場合には、積極的に発電を行う制御システムを世界で初めて開発し、さらなる静粛性の向上を果たしたと発表される。

「アリア」と一貫性を持たせたエクステリア

デザイン面では、新世代に移行する日産デザインのキーワード、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」を具現化。先に発表された電動SUV「アリア」との一貫性を感じるものとなっている。

電動化戦略第1弾のクロスオーバーEV「アリア」(写真:日産自動車)

フロントグリルと一体化された薄型のヘッドランプや、そこにつながる新型のVモーションクローム、フロントからリアまで1本の線でつながるキャラクターライン、その下に広がる見る角度により豊かにうつろう張りのある面の抑揚、水平に広がる横一文字のシェイプを持つ特徴的なシグネチャーのリアコンビランプなど、先進的でクリーンかつダイナミックなデザインを採用し、コンパクトながらも存在感を放つ。

また、フロントグリルには、日本の伝統工芸である組子からインスパイアされたパターンがあしらわれており、「日本の風景に溶け込むデザイン」を謳う。オプション設定の16インチアルミホイールには、日本の刀からインスパイアされたシャープで洗練されたデザインが施され、「e-POWER」の走りのパフォーマンスを想起させるデザインとなっている。

ボディカラーは、2色の2トーンを含む、全13色の幅広いカラーバリエーションが用意された。先進的で躍動感ある「ビビッドブルー」や新型ノート向けに開発された新色、「オペラモーブ」は、洗練された大人に似合うカラーリングだ。 

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