「会話がしたい」妻の願いを軽視した夫の末路

夫婦が「親密な会話」を再開するための4つの鍵

結婚生活をうまく続けるためには、有意義な会話が欠かせないといいます。それはどういった理由からでしょうか? (写真:xiangtao/PIXTA)
結婚生活が長くなり、今では会話もほとんどなくなった、という夫婦も多いかもしれない。しかし、世界350万部のベストセラー『夫の言い分 妻の言い分 理想的な結婚生活を続けるために』の著者によると、結婚生活をうまく続けるためには、有意義な会話が欠かせないという。というのは、会話が女性の基本的な欲求を満たすことにつながるからだ。
そこで、「“愛情の貯金”を減らす親密な会話の敵」と「“愛情の貯金”を増やす親密な会話のカギ」について聞いた。

「会話」は女性にとって優先順位の高い欲求

付き合っていたころはいつまでも話が尽きなかったのに、今となっては、最低限の言葉しか交わさないようになっている――。そんな夫婦は少なくないだろう。

しかし、多くの女性にとって「会話」というものがどれほど大切なものなのか、男性は知らないようだ。

私のもとにカウンセリングに来た夫婦のそれぞれに“自分の最も大切な欲求”について優先順位の高い順に並べてもらったデータがある。それによると、「会話をしてほしい」という項目は、男性では上位5位以内にも入らないが、女性ではなんと2位にランクインしているのだ。

女性の多くは、会話そのものを楽しむために会話をする。電話で何時間でも話をしたりするが、男性はただおしゃべりをして近況を報告し合うために電話をかけることはほとんどない。

恋愛中のカップルがお互いに相手のことだけを考えてデートをしているとき、それぞれの愛情銀行の貯金は増えていく。とくに女性の愛情銀行にある男性の口座には、多くの愛情が振り込まれるだろう。たくさんの会話によって、女性に恋愛感情が生まれるからだ。

けれども結婚すると、相手のために時間を割けないという夫婦がいる。とくに子どもが生まれたあとは、自分の時間はもっと大切なことに使いたいと考えるようになる。すると、そういう夫婦は、いつの間にかお互いへの愛情を失ってしまう。

次ページ夫婦のあいだで親密な会話ができなくなるのはなぜか
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT