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営業マン、営業ウーマンの取り合い
佐々木:営業と編集の距離が近いのは、昔からですか。

井上:10年くらい前からですね。僕がこの会社に入った当初、営業にはすごく疎外感がありました。これから出る新刊本の注文を取ろうにも、タイトルと著者名しか情報がない。「俺はこれでどうやって書店さんを説得すればいいのか」と途方に暮れましたね。
でも実は営業マンが書店さんを説得する必要はなくて、新刊が出ると半ば自動的に販売会社から書店に配本されて店頭に並ぶようになっている。それでも3万部、5万部と売れるから、そのやり方でずっとやってきたわけです。それなら営業がちゃんと本の中身を知って書店さんに能動的な働きかけをすれば、もっと楽に売り上げが上がるはずだ、と単純に考えました。
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