伝説の評論家が告白、車選びに外せない新条件 少し例外はあるが、意外にシンプル

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そんなことで、少しの例外はあるものの、僕はずっとコンパクトなクルマに乗り続けてきたし、これからもそうするだろう。

そして最近、僕のクルマ選びには外せない、新たな条件が加わった。それは「安全運転支援システム」だ。

僕は16才から運転してきた。仕事柄、多様な経験も積み重ねてきた。とはいえ、後期高齢者であれば、たとえ自覚症状は少なくても、衰えは絶対にあると自ら言い聞かせている。

自分でハッキリ自覚しているいちばんの衰えは夜間視力。50才代半ば辺りまでは、昼と夜の違いを意識させられることはまるでなかった。しかし、今はハッキリ自覚している。

「交通の流れに乗って走る」ことが基本

だから、基本的に夜は運転しないようにしている。例外的に夜間運転せざるを得ない場合は、できるだけ知っている道路、できるだけ幅広い道路を選ぶ(狭い裏道は避ける)。

そして、「交通の流れに乗って走る」ことを基本に、車線変更や右左折での周囲の状況確認、徐行や一時停止等々、確実に行うことを常に意識している。

つまり、自分でできることはやっているつもりなのだが、どこまでできているのか、、。

そこで登場するのが安全運転支援システムだ。すでに話したような愛車選びの条件に、「最新の安全運転支援システムを装備していること」が新たに加わったということ。

となると、基本的に最新のクルマしか選択肢はなくなる。現行モデルでも条件を満たしていないクルマは多い。つまり、選択肢はかなり狭まる。

旧いクルマは好きだし、ほしいクルマもいろいろある。僕も過去長い間、複数台を所有してきた、、が、最近はさすがに、そうしたことは控えている。

もう、おわかりだろう。ほしいクルマは数あれど、現実的に絞り込んでゆく、、コンパクトで、カッコよくて、楽しくて、魅力的なブランドで、最新の安全運転支援システムを装備していて、、となると的は絞られる。

クルマ選びは楽しいもの、、だが、僕の場合、現時点ではけっこう悩ましい状態だ。

(文:岡崎宏司/自動車ジャーナリスト)

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事