伝説の評論家が告白、車選びに外せない新条件 少し例外はあるが、意外にシンプル
買ったのは当然中古。目黒通りにあった中古車店で、好きなボディカラーに塗ってくれて、好きなシートカバーも作ってくれるという条件に飛びついた。
ボディカラーはミルクチョコレート系濃淡の2トーン。シートカバーも淡いミルクチョコレート(をイメージした)系無地で頼んだ。
このルノー、今はもうない(あるわけがない)「タクシー上がり再生車」(タクシーでお役ご免になったものを再生したクルマ)だったが、見事に再生。
特別な、他にない、やたら人目を引く、、そんな4 CVに仕上がった。僕は得意になって乗り回した。銀座や赤坂でも人目を引いた。
パワーはなくスピードは望めなかったが、身のこなしは軽快で楽しめた。ここは、当時の日本車とは大きな違いだ。
愛車歴に名を連ねたクルマ
以後、僕の愛車歴に名を連ねたクルマは、、MG、アルファロメオ、ポルシェ、アウディ、メルセデス、ルノー、BMW、VW、MINI、ボルボ、、等々。
まあ、錚々たる顔ぶれだが、僕が乗ったのは、ほとんどコンパクト系。
メルセデスでいえばSLKであり、BMWであれば4、5代目の3シリーズ・クーペや初代Zであり、アウディでいえば80クアトロ、TT、初代A4アバント、、といったところ。
アウディは200クアトロも買ったが、これは欧州家族旅行の足に使った流れで、なんとなく買ってしまった。
アルファロメオは昔(1963年)のジュリアスーパーと155、164。164はややオーバーサイズ気味だったが、デザインにも走りにも強く惹かれて、ちょっとルールを超えた。
ルノーは、シュペール・サンク・バカラと2代目クリオ。ボルボはV50。
MINIは先代のクーパーSコンバーチブルとクーパー。VWはいうまでもなく「ゴルフGTI」。GTIは今乗っているPerformanceが3台目だ。
ポルシェは930と964しか僕の車歴には載っていない。もちろん最新の911も好きだし、ほしいのだが、僕のサイズ枠からははみ出している。