友人紹介より「婚活サービス」の成婚率が高い訳 コロナ禍で結婚に対する価値観も変わっている

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もう1つ、婚活サービスにおける新たな動きも見ていく。婚活サービスにおけるオンラインの可能性だ。現状、恋愛・結婚意向のある独身者の約3人に1人は「オンライン婚活であれば、コロナウイルス感染症流行中でもできる」と答えている。

また、オンラインデートに対する意識において、「費用を抑えながら婚活ができる(45.5%)」「周囲の目線を気にせず会える(35.8%)」「リアルで会うより時間が自由(35.6%)」など、新たな兆しも現れている。

阻害ポイントも徐々に解消されていく

以前は、婚活サービスの利用には「恥ずかしい」「高い」といった利用の阻害ポイントがあったが、オンラインを効果的に活用することによってそれらが解消されていく可能性が広がっていることも注目したい点だ。実際に、婚活サービスの事業者がオンラインデート機能などを取り入れて、活用もされており、今後、定着していくだろう。

このように、新型コロナウイルス感染症の拡大は、結婚観や婚活サービスの活用に変化をもたらしている。

元々、結婚意欲のある人たちにとって、新たな出会いの手法として広がってきた婚活サービスが、オンラインを効果的に使い分けながら、時代に合わせたカタチで浸透していく。もちろん、その根底には「人生を誰とどのように過ごすのか」といった本質的な視点をベースとしながらも、さらに進化した手法として、新たなステージに進んでいくのだろう。

リクルートブライダル総研
Recruit Bridal Souken

結婚情報誌サービス『ゼクシィ』を企画運営する株式会社リクルートマーケティングパートナーズにおける調査・研究機関。恋愛・婚活・結婚・結婚式・家庭生活に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの発展に貢献することを目的として活動している。

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