「コロナ禍で生活破綻する人」が陥りがちな失敗 ピンチの時こそ「中長期の視点」を持つ
新型コロナウイルスのパンデミックによって、これまでの生活や将来設計が、ガラガラと音を立てて崩れてしまった人は多いはずです。勤務先の倒産、事業の経営悪化、大幅な収入減や失職で、いま絶望の淵に立たされている人もいるかもしれません。
絶望しているとき、もっとも愚かなのは「自暴自棄になること」です。やけくそになって自分を粗末に扱ったり、投げやりな行動をとったりするのは、絶対にやめましょう。
やってはいけない「3つのこと」
人生、たいていのことはリカバリーできます。だいたい3カ月で状況は変わり、なんらかの答えが出ます。ですから次のような、自分の価値を貶める、取り返しのつかないことだけはしないでください。
・人からの信用を失う(嘘をついたり人をだましたりする)
・みずから命を絶つ
そもそも、人生がずっと順風満帆で100%計画通りにいくことなどありません。病気になる、リストラにあう、離婚する、仕事がうまくいかなくなる、大きな損失を出すといったピンチは、だれの人生にも一度や二度はあるものです。
自暴自棄になりそうになったとき、目の前の「3カ月をとにかく乗り切る」ということを考えてください。3カ月間の収入予算と支出予算を立てて見通しを立てることで、不安な気持ちも消えていくはずです。
今度ばかりはもうダメだと思っても、かならず乗り越えられます。それがお金のことであるならば、落ち着いて取り組みさえすれば光が見えてくると断言できます。傷を負っても、いつか回復します。同じように、人生もリカバリーできるのです。
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