アフガニスタン支援へ50億ドル拠出、民衆に届く支援を実現できるか

アフガニスタン支援へ50億ドル拠出、民衆に届く支援を実現できるか

2010年1月15日、海上自衛隊のインド洋給油活動が終わった。日本はインド洋給油活動により、米国のアフガニスタンでの「テロとの戦い」に参加してきた。

インド洋給油で戦争に参加

01年10月にアフガニスタン戦争が始まった。その年の12月には海上自衛隊の補給艦による米国海軍への給油活動が始まる。日本は戦争を行ううえで不可欠なロジスティクス(補給)を通じ、事実上アフガニスタン戦争に参加していた。ところが、民主党政権は野党時代からの政策に従ってインド洋給油活動から撤退。アフガニスタン戦争から引き揚げる。

バラク・オバマ米国大統領はアフガニスタン戦争を「テロとの戦い」の主戦場として重視している。01年9月11日の同時多発テロ後、米国は最初にアフガニスタンを攻撃した。

タリバン政権は3カ月で崩壊する。だが、米国が03年に開始したイラク戦争に足をとられている間に、タリバンが劇的に復活する。

08年の米国大統領選挙で、オバマ氏はブッシュ大統領(当時)を攻撃する材料としてアフガニスタンでの失敗を取り上げた。この結果、当選したオバマ大統領はアフガニスタン戦争を推進する立場をとらざるをえなくなった。

アフガニスタンには01年12月の国連安全保障理事会決議に基づき、NATO加盟国主体に約9万4000人(うち米軍が3万4800人)の国際治安支援部隊(略称ISAF=アイザフ)を派遣している。

だが、兵力の少なさとカルザイ政権の腐敗や機能不全によって、アフガニスタンの約30%程度の面積しか実効支配していないといわれる。

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