第7世代「3時のヒロイン」がここまで売れた必然 祖母が明かした福田麻貴「天才少女」時代

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子どものころから勉強熱心だったと、今は大阪市内で雀荘を営む祖母は振り返る。

幼稚園のころ、小学校1年生のお兄ちゃんが宿題している横で、何も言わずにじーっと見ているんですよ。お兄ちゃんが怒ってもどかないほどでした。そんな姿を見て、この子は賢くなるんじゃないかなって

祖母の予想どおり、ほぼ独学で、多くの作家や学者を輩出した地元の進学校に合格。その後、関西の名門・関西大学の商学部に進学している。

「高校受験のときは通信教育。大学受験も、短期講習を受けたぐらいしか勉強はしていませんでしたね。小さなころから頑張り屋で、負けず嫌いでした。集中力もすごくて、1度何かに没頭したら人の話を聞かないどころかごはんも食べないし、寝るのも忘れて夢中になる子でした」(福田の母親)

そんな“天才少女”ぶりに祖母は「弁護士になれるんじゃ……」と思っていたという。しかし、大学でマーケティングのゼミを受講していくうちに表舞台への憧れを強めていった福田は、吉本の養成所「NSC」タレントコースに入学することを決意する。

芸人になる前の意外な経歴

お父さんがお笑いが大好きで、麻貴の夢を後押ししたんです。本音を言うと“大学まで行って何でお笑い?”と思ったこともあったけど、ここまで伸びたのも、やっぱり頭がよかったからかなって」(前出・福田の祖母)

卒業後はバラエティーもできるアイドルグループ「つぼみ(現・つぼみ大革命)」の1期生としてデビューを果たす。4期生には、りゅうちぇるの妻“ぺこ”こと、オクヒラテツコも所属していた

「ぺこ」こと、オクヒラテツコ(写真:週刊女性PRIME)

「大学時代にダンスサークルに所属していたこともあり、ダンスのキレがよかったですね。アイドル時代から賞レースに出場しており、2013年にはプロの芸人に交ざり、『歌ネタ王決定戦』で準決勝に進出したことも。昨年の『THE W』で同じく決勝に進出した『つぼみ大革命』のネタのほか、ライブの構成やCDの作詞も手がけています。メンバーも彼女の才能にほれ込んでいますよ」(アイドル誌編集者)

2014年にグループを卒業。アイドル時代から大阪の若手の劇場でネタを披露したり、人気コンビ・かまいたちのラジオのアシスタントを務めていた影響もあり、お笑い活動に専念することに。そして、25歳で上京を決意する。

「アイドル時代にグループ内コンビを2回組んでいましたが、本格的な芸人デビューは、NSCの1つ先輩の女性とのコンビ。下積み時代から才能の片鱗は見せていましたが、お客さんのほとんどが若い女性ということもあり、投票形式のライブでは結果が出ず、悔しい思いをする時期が続いたようです」(放送作家)

最初のコンビは1年ほどで解散。その後、先輩芸人の相方オーディションを受けたり、別の女性芸人とコンビを結成するも、すぐに解散してしまう。

ブレイク前から寝ないでネタを作っているほどストイックな性格なので、彼女の熱量についていけなかったのかもしれません。1半年ほどピン芸人として活動していましたね」(福田の知人)

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