「書ける人」が話せる人より有利になったワケ 対面コミュニケーションが苦手な人にチャンス

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

例えばこんなことはないでしょうか?

初対面で、ある人に会ったとします。そのあと「そういえばあの人って、どんな人なのかな?」とその人のツイッターやフェイスブックを見てみる。すると、やたら自慢ばかりの投稿が並んでいたり、誰かへの批判などネガティブなことばかり書いている人だったとしたら……「ああ、ちょっと距離を置こうかな」と思ってしまうでしょう。

逆に「あの人、あんまり印象なかったな」と思っても、SNSをたまたま見ていたら「あれ? 意外と文章がうまいな」「けっこう面白いこと言ってるし、フォロワー3万人いるんだな」と思うこともあるでしょう。

書くことによって「逆転」できる

僕はリアルだと割と引っ込み思案ですし、あまりグイグイと他人の懐に入っていくような性格ではありません。印象が濃いか薄いかでいったら、薄いほうだと思います。それでも伝わる文章を書いてSNSに投稿すれば反応をもらえますし、印象を強くすることができます。

つまり、印象の薄い、話が苦手な人であっても、その後の「テキストでのコミュニケーション」で「敗者復活戦」ができるのです。

これまで「自分をアピールしたいのに前に出ることができない」「ほんとはやりたいことがあるのに言えない」「プレゼンが苦手でうまく話せない」という人は泣き寝入りするしかありませんでした。でもいまは、書くことにチャレンジすれば逆転できるのです。

人前でうまく立ち回る。あらゆる人と仲よくなる。ペラペラと楽しく話をする……。こういったことをするには、ある程度、生まれつきの性格や才能がものをいいます。生まれた環境や、教育によるところも大きいかもしれません。

次ページ「書くコミュニケーション」の計り知れないパワー
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事