ストレスで胃がキリキリ痛んだらどうする? 第4回 3つの方法で気分スッキリ、元気に

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超簡単、この3つで

ストレスを吹き飛ばす方法とは

① 思いを誰かに話す
② おへその周辺をマッサージ
③ 丸い食材を食す

の3つだけです。では少し説明をいたしましょう。

① 思いを誰かに話す
 話すことは、「離す」こと、「放す」こと。自分から手放して思いを解放しましょう。男性はなかなか仕事の悩みや苦労を人に話せない方が多いようです。でも親しい人に思い切って、悩みを打ち明けてみましょう。腹を明かす、腹を割る、昔から日本人が大切にしてきた関係です。いろいろなことを話すことで、お互いの理解が深まり、さらに良い関係を築いていけることでしょう。

 これは精神分析の用語では、カタルシス効果と呼ばれ、「心の浄化作用」とも表現されています。心のモヤモヤを言葉にして表現することだけでも、その苦痛が解消されていくのです。

② おへその周辺をマッサージ
 不安な気持ち、心配が胃を固くしてしまいます。ストレスがかかると、筋肉が収縮します。内臓も柔らかい筋肉でできていますので、過度のストレスは、内臓そのものを固くしてしまうのです。それこそが消化不良を招いている原因。

過度のストレスは、内臓を固くしてしまう

脾の反射区はおへその周辺にあります。下痢と便秘を繰り返すタイプの方は、このあたりがとても固い傾向にあります。日頃からよくマッサージする習慣をつけてみてください。

 そのときに大切なのは温めること。適しているのは、小型の揉むと温まる使い捨てカイロ。下痢しているときにハンカチに包んでお腹にそっと当ててみてください。また、マッサージの方法は服の上から、または腹部に直接、指の腹でくるくるとお腹の内側にある内臓をほぐすようにスパイラル上にマッサージしてみてください。大きく呼吸をして、吐く息とともに深く手のひらを沈ませていくのがポイントです。

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