礼儀正しいのに「好かれない人」の惜しい欠点 好印象を残す人との意外に大きい「差」

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◆一方的に会話を勧めず「相手中心」に
<話をするとき>
●最低限おさえておきたいふるまい
相手に失礼のない姿勢や表情、身だしなみを整えて、相手が聞き取りやすい声の大きさやトーンで話す。
●ワンランク上のふるまい
相手の都合や終わり時間の確認をしてから話す。

話をするときも、大勢の前で話すとき、商談のときや職場の人と話すとき、また、プライベートの友人や家族と話をするときなど、それぞれのシチュエーションで話し方は変わりますね。どのシーンでも共通して言えることは上記のとおりです。

話をするときの注意点は「一方的にならない」ということです。一方的に会話を進める人は、自己中心的な人と評価されます。マナーは「相手中心」ですから、話をするときも、常に相手の気持ちや都合などを考えながら話をすること。相手を慮(おもんぱか)れる人はすてきですよね。

そのためには、話を始める前に、相手の都合や時間を伺い把握することです。友人であっても「今日は何時まで大丈夫?」などデッドラインを確認すると、相手は自分のことを優先して思ってくれているあなたのことを好きになりますね。

話をするときには、発音や発声の仕方やその内容うんぬんの前に、人として相手を慮る礼、すなわち思いやりが大事なのです。

◆相手の状況を想像してみる
<訪問直前にすること>
●最低限おさえておきたいふるまい
約束の時間に間に合うように、相手宅へ向かう。
●ワンランク上のふるまい
「本日は、時間どおりでよろしいでしょうか」と、30分前くらいに先方の状況を伺う。

相手に好印象を残せるかどうかは、相手の立場に立てる思いやりの気持ちを持てるかどうかで決まります。訪問をする際には、時間どおりに到着することだけを考えるのではなく、お迎えの準備をしてくださっている相手の状況を想像してみましょう。

事前の電話1本で訪問時により心地よい時間を過ごせる

事前に約束の時間が決まっていても、相手の都合や状況はさまざま。もしかすると、急用が入り時間を遅らせてほしいと思っているかもしれませんし、あと10分あれば、きれいに片付けができるのに……と思っているかもしれません。

こういうときに、あなたから電話でその状況を伺うと、相手は正直に「ごめんなさい。できれば、お約束の10分後にお越しいただいてもいいでしょうか?」などと時間変更を言いやすくなります。

あなたは「よかったです! ちょうど私も1件、電話をしなければならなくなったので。では、10分遅れて到着するようにいたします」などのコミュニケーションに発展する可能性がありますね。

対面したときには「お時間遅らせてもらって助かりました。ありがとうございました」など、感謝のプラスのエネルギーからスタートすることができるため、共に心地よい時間を過ごせることになるのです。

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