礼儀正しいのに「好かれない人」の惜しい欠点 好印象を残す人との意外に大きい「差」
マナーの基本は「相手に喜んでもらう」こと
社会人にとって最低限のマナーは必要です。
ですが、間違ってはいけないのは、マナーはルールでも規則でもなく、ましてや、自分をすてきに見せるためのものでもないということ。相手の立場に立って、相手にとってプラスになるであろうことを考え、イメージし、行動することがマナーの根本なのです。
相手がハッピーな気持ちになった結果、そんな気持ちにしてくれたあなたに対して好印象を抱きます。つまり、“自分をすてきに見せよう”とふるまうのではなく、“相手に喜んでもらおう”と行動することが、ひいてはあなたの印象をアップさせることにつながるのです。
ですから、基本のマナーに沿ってただ型どおりに行動するだけでは、相手の心には響きません。そこに、「相手に喜んでもらいたい」という気持ちが上乗せされることで、初めて“おもてなし”となるのです。
今回は、相手により喜んでいただき、その結果、自身も「すてきな人だな」と思ってもらえる“ワンランク上の気くばり”について解説しましょう。
以下に、<話をするとき><訪問直前にすること><おいとまするとき・されるとき><レストランで食事をするとき>という日常的な4つのシチュエーションを取り上げました。
それぞれ、基本的なマナーを踏まえた“最低限おさえておきたいふるまい”と、“ワンランク上のふるまい”を並べてみましたので、ご参考になさってください。
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