礼儀正しいのに「好かれない人」の惜しい欠点

好印象を残す人との意外に大きい「差」

礼儀正しく、かつ好印象を持たれる人はどういったことを心がけているのでしょうか?(写真:mits/PIXTA)  
「この人、礼儀正しいのに、いまいち好きになれないんだよな……」と感じさせる人がいる。また、「マナーを踏まえて接しているはずなのに、どうも相手との距離が縮まらない」と感じている側の人もいるだろう。
マナー違反もせず、礼を欠いてもいないのになぜか好印象を残せない人は、いったいどんな点が問題なのだろうか? マナーコンサルタントの西出ひろ子氏に聞いた。

マナーの基本は「相手に喜んでもらう」こと

社会人にとって最低限のマナーは必要です。

ですが、間違ってはいけないのは、マナーはルールでも規則でもなく、ましてや、自分をすてきに見せるためのものでもないということ。相手の立場に立って、相手にとってプラスになるであろうことを考え、イメージし、行動することがマナーの根本なのです。

相手がハッピーな気持ちになった結果、そんな気持ちにしてくれたあなたに対して好印象を抱きます。つまり、“自分をすてきに見せよう”とふるまうのではなく、“相手に喜んでもらおう”と行動することが、ひいてはあなたの印象をアップさせることにつながるのです。

ですから、基本のマナーに沿ってただ型どおりに行動するだけでは、相手の心には響きません。そこに、「相手に喜んでもらいたい」という気持ちが上乗せされることで、初めて“おもてなし”となるのです。

今回は、相手により喜んでいただき、その結果、自身も「すてきな人だな」と思ってもらえる“ワンランク上の気くばり”について解説しましょう。

以下に、<話をするとき><訪問直前にすること><おいとまするとき・されるとき><レストランで食事をするとき>という日常的な4つのシチュエーションを取り上げました。

それぞれ、基本的なマナーを踏まえた“最低限おさえておきたいふるまい”と、“ワンランク上のふるまい”を並べてみましたので、ご参考になさってください。

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