ひろゆき「何者でもない人と成功する人の違い」 「サードドアって何だ」バナヤンと対談で激突

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ひろゆき: 僕は大学在学中に起業したから、仕事をしつつ、大学にも通って勉強した。在学中にアンカーソー州の大学に1年留学して、その後日本に戻って、最後の1年を日本の大学で過ごして卒業。以来、インターネットの仕事を今までずっとしてきてる。

実は僕も、全員が大学に行く必要はないと思う。もしお金とスキルがあるのなら、行く必要はないよね。でも人は、誰でもない(nobody)状態から何がしかの者(somebody)にならなきゃならない。最初は、何かをするための技術や才能がない人もたくさんいる。そういう人たちには、大学が重要になってくる。

大学を中退した君は、人には大学に行ったほうがいいって勧める? それとも行かなくていいって言う?

コロナ禍でサードドアは通用する?

アレックス:僕の考えは、一概にどちらとは言えないというもの。誰にでも当てはまるような、たった1つのレールがあるわけではないからね。僕にとっては2年大学に行くのがちょうどよかったんだ。

ひろゆき/元2ちゃんねる管理人。本名・西村博之。1976年神奈川県生まれ。中央大卒。1999年にインターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス代表取締役、未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとして活躍。2005年、ニワンゴ取締役管理人に就任。翌年、「ニコニコ動画」を開始。2009年に2ちゃんねるを譲渡後、2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に(写真:吉濱篤志)

今、大学生なのであれば……目標が何なのか、そしてその目標を実現するためのベストの道はどれなのかを自問自答することが、サードドアを開けて通るために本当に大切なカギだと思うんだ。ほかの人がああするべきこうするべきと言うことや、世間一般ではこうだから、みたいなことに左右されずにね。

君もサードドアを開けるために、自分自身のパターンを見つけたクチかい?

ひろゆき:僕はつねにサードドアを探しているんだと思う。だってそのほうが楽だから。僕は普通の人たちと一緒の行動はとりたくない。もしほかの選択肢があるなら、そっちのほうを試してみたくなる。

日本の教育システムでは、大学に行って大企業に就職してというような表街道を行くべきだとされていたけど、今回のコロナ危機もあって、日本の経済が悪化する状況下では、若い人たちにとって、サードドアはより重要になってきているのかもしれないね。彼らはまだサードドアがどこにあるかはわからないだろうけど、君に言わせると、自分だけの道(your way)がサードドアにつながるってことだよね?

僕は君の本も君の人生の選択もいいなって思ってる。でも、このコロナ禍では君のやり方は使えないよね。たくさんの人に会って、目の前の人にガンガン話しかけるのが君のスタイルだから。今はそれがすごくやりにくいよね。

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