鈴木さんは1年半前から、個人経営のホルモン屋で働いてきた。勤務時間は夕方から深夜0時までで、週2〜3日は別の飲食店でランチタイムの単発アルバイトを入れていた。だが、コロナの影響で店は休業となり、再開時期はまったく未定。4月下旬から単発アルバイト探しを始めたところ、家の近くにある物流会社の募集を見つけた。
倉庫での作業は想像以上に大変だった。段ボール作りと梱包作業が中心で、「筋肉痛になったし、腱鞘炎にもなりかけた」(鈴木さん)。長時間立ちっぱなしで、足のむくみにも悩まされた。5月末まで週3日は勤務しながら、食品スーパーでも働いた。野菜の袋詰めや品出しが中心で週2〜3日、1日4時間の短時間勤務だったが、「気力、体力を考えると、それが限界。人手が足りておらず、やりがいは感じた」(同)。
6月からはアルバイト先のホルモン屋の営業再開に伴い復職している。4〜5月の休業期間中の給与が補償されることになり、鈴木さんは「結果的にいつもより収入が増えた。頑張って働いてよかった」と笑う。今の勤務先で働く前は3年間、焼肉屋でアルバイトしていたが、給与未払いで辞めている。「何も問題がなければ、今の慣れたお店で長く働きたい」と考えているが、保証などない。
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