部下が自発的に動き出す、管理職の5つの心得 必要なのは「威厳」ではなく魅力的なビジョン
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「その仕事、誰かに任せなさい!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。
あなたは「ビジョン」を描けていますか?
あなたには、ビジョンがありますか? 仕事を任せるときに、部下があなたのビジョンに共感しているかは重要です。
あなたのビジョンに共感していなければ、部下はただ与えられた作業をするだけです。ビジョンに共感した部下だけが自主的に考え、行動するようになります。
また、ビジョンがない状態だと、部下は何を目指せばいいのかがわからず、頑張る方向性もわからなくなります。
仕事を任せ、共通のビジョンに燃える部下をつくりたいのなら、あなたが魅力的なビジョンを描かねばなりません。
しかし、ビジョンとは何かを理解し、実際に描けているリーダーはまれです。「任せ上手の上司」になるには、ビジョンの重要性を正しく理解し、それを明確に描けるリーダーになる必要があります。
では、ビジョンがない組織には、どんな弊害があるのでしょうか。以下の5つが挙げられます。
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