「新型フィット」実際買うならどのグレードか

選ぶポイントは装備ではなくライフスタイル

SUVテイストの内外装が与えられた「CROSSTAR」(写真:ホンダ)

現在のホンダのメイン車種と言えば、言わずと知れた「N-BOX」だろう。その販売台数は、3年連続で「日本1売れているクルマ」となっている事実からも見て取れる。

しかし、N-BOX以外にもホンダの屋台骨を支える車種がある。それが今年の2月にフルモデルチェンジを果たし、4世代目へと進化した「フィット」である。

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ホンダの登録車のラインナップの中で最もコンパクトな車種として、2001年に初代モデルが登場したフィットも、気づけばまもなく生誕20周年を迎える歴史の長い車種となり、4世代目となる現行モデルでは、新たなチャレンジも見られる。

同時期に発表されたトヨタ「ヤリス」とは販売上、ライバル関係に当たるが、登場直後の2020年3月の販売台数ランキングで、フィットはヤリスを1000台以上も上回る好調な滑り出しを見せている。それでは、果たして新型フィットの購入を検討する際、どのグレードを狙うのがベストなのだろうか。

ハイブリッドの「e:HEV」とガソリンの2種類

新型フィットは“心地よい”をキーワードに、シンプルさを前面に打ち出したモデルとなっている。

それはパワートレインのラインナップにも表れており、新たにホンダのコンパクトカーとして初採用となる2モーター方式のハイブリッドモデル(エンジンは1.5リッター)である「e:HEV」と、従来型の改良型となる1.3リッターガソリンエンジンの2種類となり、グレードによる出力にも違いはない。

組み合わされるトランスミッションは、どちらもCVT(無段変速機)で、先代に設定されていた1.5リッターガソリンエンジンや3ペダルMTは廃止された。

駆動方式は、パワートレインを問わずFF(前輪駆動)の2WDと、ビスカスカップリング方式の4WDが用意されているので、ユーザーはまず「ハイブリッドにするかガソリンにするか」と「2WDにするか4WDにするか」という、非常にシンプルな2つの選択肢を選べばいいわけだ。

では、パワートレインはどちらを選ぶのが得策だろうか。

次ページ価格差は35万~45万円
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