まず、その名の通り最もベーシックな「BASIC」は、廉価グレードというよりは、必要十分な装備のみを厳選したシンプルなグレードと言った方がいいだろう。ハイブリッドモデルで200万円を切る価格も魅力的だ。
続く「HOME」は、合皮とファブリックのコンビシートや本革巻ステアリング(ハイブリッドモデルのみ)といったアイテムを持った、質感が高く、居心地のよい自宅のような空間を持ったグレード。発売から1か月間での受注のおよそ半数を占める、人気グレードとなっている。
「NESS」はスポーティーなキャラクターを持ったグレードだが、従来のスポーツグレードではなく、乗る人がアクティブに過ごせるようにとの想いが詰まったグレードだ。ほかのグレードには用意されないアクセント2トーンのボディカラーが用意され、内装も専用の2トーン撥水ファブリックシートが用意されている。
先行して「フリード」にも設定された「CROSSTAR」は、SUV風の専用エクステリアを持ったクロスオーバー風のグレードだ。ホイールアーチプロテクターなどが装着されるため、全幅が1,725mmとなり3ナンバーとなるほか、専用サイズの大径タイヤによって最低地上高もアップしている。
そして「LUXE」は、上質さを追求したこだわりのグレードで、このクラスの国産車では珍しい本革シートを標準装備し、プラチナ調クロームメッキドアミラーや専用デザインの16インチアルミホイールで、大人の雰囲気をもったグレードに仕上がっている。
グレード選びはライフスタイルで
このように一概にどのグレードが優れているとか、どのグレードがお買い得だというものはなく、どのグレードにも美点があるという、何ともこの企画泣かせなラインナップである。そのため、自分のライフスタイルや使い方にあったグレードをチョイスしてほしいとしか言いようがないのが、正直なところだ。
続いて、購入時にしか装着できないメーカーオプションを見ていこう。実は、新型フィットのメーカーオプションは、それほど多く用意されていない。しかし、できれば装着しておきたいアイテムも存在しているので、しっかりチェックしておきたい。
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