青地:うちは毎日妻と調整はしますけど、それでもミーティングや商談が重なってしまうときもあります。そういうときに限って子どもの機嫌が悪くなってしまう。八方ふさがりですよね。
小山:そういうときはどうするんですか?
青地:さすがにこの環境下なので相手も理解してくれますから、社内外問わず「すみません」とお伝えして、子どもを登場させることもあります。かえって商談が和むような気もしていますね。あらかじめこちらの状況をお伝えして、ご理解いただくようにお願いもしています。
コロナで家族との時間の大切さを実感した人は多い
小山:子どもがいての在宅勤務は、会社の理解や働く環境がカギになりそうですね。「なぜ男性なのに育児を?」という目で見られてしまうと、皆さんの働き方はきっと成立しないですよね?
田所:社内の年齢構成比でいうと、30〜40代社員がボリュームゾーンということもあり、会社のカルチャーとしても「家族第一優先」が明言されています。確かに育児によって仕事が滞るようなことがあっても「怒ることじゃないよね」という空気はありますね。
青地:思うようにいかないことはあるものの、1歳9カ月になる子どもがどんどん言葉を覚えていく姿を毎日見られていることは、とっても幸せなことだと感じています。大変さはありますけど、かけがえのない時間であることには間違いありません。
今回のコロナによって、家族との時間の大切さを実感した人は多いでしょうし、男性が育児をすることへの理解が進んでいくといいなと思います。
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