コロナ禍の父親「仕事も育児も」どう乗り切る

育休経験も活きた「子どもと在宅勤務」の現実

青地:僕はポジティブな面が多いと思っています。皆さんがおっしゃるとおり、移動時間がなくなったことで効率的に、体力を温存しつつ仕事ができています。以前から、出社するときはリアルなコミュニケーションに時間を使って、自宅勤務のときはデスクワークに集中するなど、使い分けをしていました。

また、先ほど岡村さんが「ミーティングを断る口実がなくなった」とおっしゃっていましたが、そういう意味ではリモート環境が浸透することで、オープンコミュニケーションが加速していくように感じています。ローコンテクスト化が進んで、きちんと言葉にして意思を伝えることや自己開示がより求められる気がしますね。

子どもの登場で商談が和む効果も

小山:では、「自宅に子どもがいる」という前提ですといかがでしょう?

青地:ポジティブであることは変わりませんが、大変ではありますよね。とくに私の場合、今は妻が繁忙期で、私が転職したばかりという状況ですから、ストレスフルな環境であることは確かです。子どもに当たってしまわないようにセルフマネジメントでうまく発散しなければいけない。葛藤しながらやっています。

岡村:『ピック・スリー』の「家族」「仕事」「睡眠」「友人」「運動」でいうと、「仕事」と「睡眠」は削れない。さらに今は「家族」を選ばないわけにはいかない状況ですから、3つだけとなると「友人」「運動」は選べないんですよね。でも正直、友人と遊びに行きたい気持ちはある(笑)。選択肢が実質3つしかないしんどさは感じますね。

山崎:ストレス発散の時間を作ることは大切だと感じています。うちはお互い毎日1時間程度、読書をしたり外に出たりと、1人になれる時間をつくっています。商談の時間帯をその時間に当てることもあって、子どもを連れて外に行くことによって1人で商談に集中できる状態をつくっていますね。あとは子どもが寝ているときに商談を入れているので、商談ができる時間帯は結構ピンポイントですね。

次ページ家族との時間はかけがえのないもの
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • コロナショック、企業の針路
  • コロナ後を生き抜く
  • ポストコロナの明るい社会保障改革
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スペシャルインタビュー<br>元ラグビー日本代表・畠山健介

今年から米メジャーリーグ・ラグビーのチームに所属、華やかな選手生活とは裏腹に幾多の葛藤を乗り越えてきた畠山選手。「ラグビーファンの拡大には、リーグのプロ化が不可欠だ」。新天地にいる今だから見えてきた日本ラグビー改革論を熱く語ります。