男性より女性のほうがきっぱり別れる
未婚者を見ると、性別・年代かかわらず、すべて「別れる」が多数派となっています。男性より女性のほうがきっぱり別れるという傾向が強く、倍近い開きがあります。一方、既婚者も、未婚女性ほど「別れる」率は高くはないものの、全年代「別れる」派が多くなっています。
その中で、既婚男性だけが40代を除いて「一緒に頑張る」派のほうが多いのです。この結果は、正直意外でした。未婚のカップル同士は、恋人同士とはいえ、まだ他人ですから、こうした割り切り感は納得できるものもあります。が、すでに結婚して家族となっている既婚者、とくに既婚女性は、もっと「一緒に頑張る」率が高いものと予想していたからです。
ところが、現実は、「妻の借金をなんとかしようとする夫、夫が借金したら見捨てる妻」という構図でした。「金の切れ目は縁の切れ目」とも申しますが、なんとも切ない話です。
とはいえ、こうした既婚者の判断の背景には、それぞれの年収の多寡や子の有無、夫婦間の現在の関係性の影響もあるでしょう。そこで、既婚男女に絞って、いろいろな前提条件によるクロス集計結果も見てみます。
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