プロと同じレベルで稼ぐ「素人」たちの"共通点" 堀江貴文「素人革命の本質について語ろう」
スマホが引き起こした大きな変化の1つは“素人革命”だと、いろんなところで述べてきた。
昔は、一定の訓練を受けた人たちのコミュニティーでしか共有されていなかった有益な情報が、インターネットの出現で情報がオープンとなり、誰でもアクセスできるようになった。
スマホによって、アクセスのハードルはさらに下がった。例えばプロフェッショナルになるための技術も、以前だったら専門の指導機関に通わなければ得られなかったものが、いまなら大抵、スマホを通して学ぶことができる。
独学でプロと同じスキルを、誰でも身につけられる。令和は、本格的な素人革命の時代だ。それにより修業時間の無駄が、あらためて示された。昔から僕は、ビジネスに修業時間とか準備期間は、まったく意味なし! と説いてきたが、スマホを利用した素人革命が起きたことで、より説得力は増したと思う。
YouTubeで鮨の握り方を学んだという職人の鮨を、食べたことがある。人気の高級店の鮨と、ほとんど遜色なく、十分美味しかった。僕が主宰している「ゼロ高等学院」に、寿司職人を目指している生徒がいて、彼もYouTubeで鮨の握り方を独学した。
その腕前はかなりのもので、ホリエモン祭などのイベントで握った鮨をお客さんに披露。2019年に、神戸・三宮で自分のお店をオープンさせた。史上初かもしれない、現役高校生のプロ寿司職人の誕生である。
プロの職人にとって大事なのは、お客さんにおいしく食べてもらい、喜んでもらうことのはずだ。修業を積んでスキルを学ぶ、それも否定はしないけれど、必要条件ではない。お客さんが求めているものは何か? 感動して帰ってもらうには、どうしたらいいのか? その問いに客観性をもって向き合っていれば、修業時間の確保が最優先ではないということが、当たり前にわかるだろう。
これは寿司職人に限った話ではない。ビジネスでも学習でも、やるべきことの本質をつかんでいれば、最適の方法で必要なレベルのスキルや情報を得る方法を模索するようになる。遠回りして、時間を費やすような選択はありえない。最短ルートで、最高の突破を果たすのが、素人革命の醍醐味だ。
それにはスマホが頼もしい存在となる。修業時間に、人生を奪われることはないのだ。スマホを使い尽くして、やりたいことを独学で学んでいこう!
「素人ならではの魅力」はスマホで需要を生む
専門的なトレーニングを受けないで、プロのアスリートになれる人も現れている。
2019年の11月、国内最大規模のプロ野球の独立リーグ「ルートインBCリーグ」の関東地区のトライアウトに、注目の受験者が現れた。中央大学3年生(当時)の杉浦健二郎選手だ。
高校・大学とも、野球部でプレーしていないという。だが自己PRの文章がすごい。
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