世界唯一、ディズニー「内」ホテルの秘密

ファンもあまり知らない、ミラコスタの裏側

――ベネチアでしたっけ。

ベネチアと、玄関はフィレンツェの装飾ですね。窓側に関しては、おそらくポルトフィーノというリゾート地を意識しています。

パーク側から見るとトスカーナ(のエリア)があり、フィレンツェが真ん中にある感じです。玄関はフィレンツェで、モノレール(ディズニーリゾートライン)側の玄関はトスカーナの建物をコピーしています。

モノレール側から来ると、瓦のグラデーションがものすごくきれいです。パークが見えるポルトフィーノと、南側はベネチアですね。

――そうか。パークに向いている全体がベネチアではなくて、4方向から見た場合の景色が変わるということですね。

はい。ひとつの建物の中に4つのイタリアが体験できる。館内で使われている文字も、ちょっと古い「センチュリー体(century)」で、こだわっています。

2カ所だけ近代的な場所があって、「オチェーアノ」「シルクロードガーデン」の2つのレストランです。18世紀からずーっと続くホテルが、そこだけリニューアルしたストーリーです。

「オチェーアノ」はイタリア語でオーシャンという名前のとおり、海をイメージしています。「シルクロードガーデン」は、マルコ・ポーロがベネチアから中国までずっと旅をしてきたイメージ。

そのほかは宴会場から何から、古いイタリアを意識してデザインされています。

見る方向によって、4つの違うイタリアが体験できる
次ページ横に長い建物ならではの苦労と、良さ
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 中学受験のリアル
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
関西電力がはまり込んだ<br>「原発マネー」の底なし沼

社会を揺るがした関電首脳らの金品受領問題。本誌は関係者による内部告発文や関電の内部調査報告書などで、「持ちつ持たれつ」の関係に迫った。実態解明は第三者調査委員会に委ねられるが、原発推進への自傷行為となったのは間違いない。