堀江貴文「僕にとって絶対的に"悪い人"の基準」 悩む人は「価値の軸」がはっきりしていない

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堀江貴文さんの「悪い人」の基準とは?(写真提供:朝日新聞社)
新型コロナウイルスによる自粛ムードへの疑問、現地レバノンでのカルロス・ゴーン氏との対談など、その時最も関心の高いテーマを一刀両断するYouTubeチャンネルがメディアでも話題の堀江貴文氏。その登録者数は100万人を突破した。超多忙なスケジュールで国内外を飛び回る堀江氏だが、スキマ時間に触るスマホで仕事の確認や指示は欠かさない。
「いかに時間を使わずに多くのものを生み出し、効率よく世の中に伝えるか」を徹底するホリエモンの「時間術」とは? 堀江氏が何よりも大切にする「時間」だけをテーマにした初の著書『時間革命』から一部を抜粋・再構成して紹介します。

時間を食い逃げする人間関係は手放せ

「”いい人”ってどういう人ですか?」

こう聞かれたとき、たいていの人は「やさしい人」「信頼できる人」「一緒にいて落ち着く人」などと答える。

しかし、これらはどれも曖昧で、その時々によって意味が違ってくる。その結果、「いい人」だと思っていた人が、そうでなかったことが判明したりすると、大きなショックを受けたり、悩んだりということになる。

問題はあなたの価値の軸がはっきりしていないことだ。

「タイムイズライフ」、つまり、「最も大切なのは時間」という価値観があれば、「いい人」の意味ははっきりする。それは「あなたの時間を奪わない人」「あなたの時間を増やしてくれる人」である。それ以上でも以下でもない。

これを基準として持っておけば、人生においてどの人間とつき合うべきで、どの人間を切り捨てても問題ないかがはっきりする。

いくらつき合いの長い友人だろうと、いくら世話になった上司だろうと、いくら魅力的な異性だろうと、あなたから時間を奪う人は、端的に言って「悪い人」である。

その人はあなたの人生の価値の源泉、すなわち時間を削り取っていくからだ。

そういう人間は、「他人時間の猛獣」そのものだ。その人とつき合っているかぎり、あなたの時間は削り取られ、人生は少しずつ食い殺されていく。そういう人とは距離を取るにかぎる。

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