堀江貴文「僕にとって絶対的に"悪い人"の基準」 悩む人は「価値の軸」がはっきりしていない
時間を食い逃げする人間関係は手放せ
「”いい人”ってどういう人ですか?」
こう聞かれたとき、たいていの人は「やさしい人」「信頼できる人」「一緒にいて落ち着く人」などと答える。
しかし、これらはどれも曖昧で、その時々によって意味が違ってくる。その結果、「いい人」だと思っていた人が、そうでなかったことが判明したりすると、大きなショックを受けたり、悩んだりということになる。
問題はあなたの価値の軸がはっきりしていないことだ。
「タイムイズライフ」、つまり、「最も大切なのは時間」という価値観があれば、「いい人」の意味ははっきりする。それは「あなたの時間を奪わない人」「あなたの時間を増やしてくれる人」である。それ以上でも以下でもない。
これを基準として持っておけば、人生においてどの人間とつき合うべきで、どの人間を切り捨てても問題ないかがはっきりする。
いくらつき合いの長い友人だろうと、いくら世話になった上司だろうと、いくら魅力的な異性だろうと、あなたから時間を奪う人は、端的に言って「悪い人」である。
その人はあなたの人生の価値の源泉、すなわち時間を削り取っていくからだ。
そういう人間は、「他人時間の猛獣」そのものだ。その人とつき合っているかぎり、あなたの時間は削り取られ、人生は少しずつ食い殺されていく。そういう人とは距離を取るにかぎる。
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