話が退屈な人と「うまく弾む人」の決定的な差 相手のことを思って「話を広げる」のがコツ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

最後に、オンライン、オフライン問わず使える、話し方の究極のスキルをお伝えしましょう。

それは、あなたが誰かと何かを話すときは、

「(相手の方が)幸せでありますように」

と祈りながら話すことです。

そうすることで、不思議なことですが話の内容は関係なく、あなたの好意は必ず相手に伝わります。そして、愚痴や不平不満などのマイナストークが自然となくなっていきます。

人には誰しも、話す相手の心を感じ取るセンサーのようなものがあります。テクニックだけで人間関係がうまくいくほど、人間というものは簡単ではありません。

話し手の心は必ず相手に伝わる

不思議なことですが、うまいとか下手とかは関係なく、話し手の心というのは必ず相手に伝わります。そして、この違いは「フォーユー」なのか「フォーミー」なのか、で変わってくるのです。

『人は話し方が9割』(すばる舎)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら

相手のことを思って話していくと、必ず言葉がポンポン出てくるようになります。

そしていつの間にか悩んでいた相手が元気になり、あなたのことを必要とするようになります。するとあなたの周りにたくさんの人が集まるようになり、いつの間にかあなたは充電器のような存在になります。

最初は、うまくいかないこともあるでしょう。しかし相手のことだけ思って話しているうちに、相手が本当に大事にしていることだけを感じ取り、言葉に落としていけるようになります。

「(相手が)幸せでありますように」

この思いに勝る話し方のスキルは存在しません。

永松 茂久 人財育成JAPAN代表取締役

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ながまつ しげひさ / Shigehisa Nagamatsu

大分県中津市生まれ。講演の累積動員数は延べ60万人にのぼる。3坪のたこ焼き屋からスタートし、現在は作家として活躍。自身の執筆だけではなく、次世代の著者育成、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家でもある。『人は話し方が9割』『人は聞き方が9割』『リーダーは話し方が9割』『喜ばれる人になりなさい』(すばる舎)など著書多数。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事