有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

マルハニチロ、「すべて私の責任だ」 社長最後の日、トップが胸中を告白

7分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

われわれはグループ統制の徹底がほかの会社に比べて緩かったかもしれない。どちらかといえば、各社が自主独立してやってきた。アクリももとは雪印グループ(03年にニチロが子会社化)だったから。

従業員逮捕を受けて開いた1月の緊急会見。久代氏(左)は引責辞任をこの場で表明した。

わたしたちの工場が世間の水準から大きく遅れているとも思っていなかった。われわれの山形の工場を見学した大手食品卸会社の方に、「セキュリティ、清潔さ、従業員の勤務態度すべてひっくるめて日本一ですねと」と言われたこともある。しかし現実にはこういう事件が起きたのだから、何か欠けているものがあったのだろう。

――今後はもっとグループ内での統制を強めるべきか。

強めなければだめだろう。私のグリップが甘かったからこうした結果を招いてしまった。グループ会社で何が起きているかわからないようではだめだ。

――まだ事件の検証も終わっておらず、信頼回復の道半ばで辞任する。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数