40代で「うつ」にならない人のちょっとした習慣 誰にでもできるうつを寄せ付けない方法
「ストレスを抱えて悩んだり、過去のつらい経験を何度も思い出したり、マイナス思考でくよくよしたりしていると、神経伝達物質がどんどん使われ、減っていきます。“考えすぎ”はうつにつながりますから、要注意です」(川村さん)
考えすぎ、悩みすぎ、ものごとをつい悪い方向に捉えてしまうマイナス思考……。心当たりのある方は、うつになりやすいタイプと言える。うつを寄せ付けない「心の習慣」を、川村さんに聞いた。
考えすぎないための7つの習慣
習慣1:眠る前はお花畑にいる気分で
不安があると眠れなくなりがち。眠れないとさらに不安が増すから、まずは睡眠の改善が重要だ。そこで川村さんがすすめるのは、寝る30分前から“自分をやめる”こと。
「とにかく自分のことを考えないようにします。頭の中に自分が登場すると、どうしても考えが暗くなるからです。寝る前は、きれいな景色やかわいい動物など好きなもの思い浮かべ、心軽やかな“お花畑状態”にしましょう」
習慣2:初めて会った人を1分間褒める
日本は自分を下げることで相手を上げる謙遜の文化。でも自分を下げすぎると自己肯定感まで低下してしまう。そこで川村さんが提案するのが、「自分を下げずに相手を上げる方法」。つまり相手を褒めることだ。
「褒めグセがつくと思考が前向きになります。初対面の人を1分間褒め合う集団心理療法を行うと場が和み、人間関係もよくなります」
習慣3:「わからなくて、できないこと」は諦める
問題には解決できるものとできないものがある。「悩みすぎないためには、できないことは諦めるのが一番。その問題が解決可能かどうか、まずは仕分ける習慣を」と川村さん。
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