先進国とは真逆を行く「日本のヤバい小学校」

隣国の悪口を吹き込まれる、組体操は要注意

いわゆる「ブラックな」幼稚園や小学校には、どんな特徴がみられるのでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)  
隣国の悪口を吹き込んだり、ケガ人続出の組体操をしいるなど、日本にはほかの先進国の人間が見たらギョッとするような教育をする小学校もある。そうした「ブラックな学校」にわが子を通わせないためにはどうすればいいのか? 日独ハーフコラムニストのサンドラ・へフェリン氏の新刊『体育会系 日本を蝕む病』から一部抜粋・再構成してお届けする。

人生最初の「見極め」は幼稚園から。とはいえ、幼稚園に入る子は3〜4歳児ですから、本人ではなく親が判断しなければなりません。

「園児がビシッとした幼稚園」は要注意

まず、大人から見て「園児がみんなビシッとしていてすばらしい」と思うような幼稚園は避けたほうがいいでしょう。

この年代の子どもは「好きなときに好きなことをしゃべる」のが普通です。それがいっさい無駄口をたたかず、全員が列にサッと並んだり、子どもの声がやけに「とおる大きな声」だったり、そんな声で一斉にあいさつをしていたりしたら、危険信号です。子どもの「個」よりも「全体」が優先されている可能性が高く、その幼稚園は避けたほうがいいでしょう。

みんながきれいに並んだり声をそろえてあいさつしていたりすると、一見キチンとしているように感じますし、「子どもなのにすごい!」と思ってしまうこともあります。でもだまされてはいけません。

わが子を思うなら、「ビシッとしていて気持ちのいい」幼稚園よりも、あくまでも子どもが楽しみながら通えるところのほうがいいのは言うまでもありません。自分に置き換えて考えてみるとわかりやすいでしょう。

あなたは、毎日ビシッと朝礼をして目標を大声で叫ばされるような会社で働きたいと思いますか。もしそう思われる場合は、残念ながらあなたはすでに体育会系的な根性論に毒されています。

幼稚園に話を戻しましょう。例えば、家で暗記してきたものを園児一同で延々と暗唱していたりする場合は「ブラックさ」の程度でいうと、かなりヤバいです。一時期、世間を騒がせていたあの学園が典型です。

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