「糖質カット料理」ができる最新家電の実力とは 35%オフできる炊飯器で炊いたご飯の味は?

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おすすめの食べ方は、ブランパンの納豆チーズトースト。パンにマヨネーズと納豆を混ぜ、上にとろけるチーズを置いて焼くと、和食テイストに。香ばしさがよく合う。また、夕飯で余ってしまったカレーに、パンを小さめに切って入れ、グラタンのように焼くとおなかにたまり、満足感もある。

ブランパン特有の風味に飽きてしまうのであれば、パンの形を変えると違った食感を楽しめる。生地だけ作ってコッペパンのような形に整えてオーブンで焼き、ソーセージなどを挟んで焼くと、ふわふわした生地の食感とジューシーなソーセージがよく合う。

材料は通販サイトなどで購入できる。3斤分で約1300円。ドライイーストも同梱されており、1斤分ごとのパックなので計量が不要となっている。

なお、ブランパンだけでなく、食パン、スイートパン、全粒粉パン、もちなども作ることができる。

ご飯の糖質を35%カットできる炊飯器

サンコーからは手軽に糖質制限ができる炊飯器「糖質カット炊飯器 匠」(実勢価格3万5500円)が登場した。2018年2月に発売された「糖質カット炊飯器」の後継モデルとなる。前モデルの33%カットから新モデルでは糖質カット量が35%にアップ。洗うパーツも少なくなり、使い勝手も改良された。

見た目もオシャレに生まれ変わった「糖質カット炊飯器 匠」(筆者撮影)

一般的な炊飯器とは構造や炊飯方法が異なる。内釜は二重構造となっており、上のザルに米を入れ、下の外釜に水を入れて炊飯する。最初は上のザルが下の外釜の中に入り、米が水につかった状態になる。米を煮ている間に糖質が湯に溶け出てきたら、その糖質が米に吸収されることを防ぐため上のザルが自動で持ち上がる。その後は蒸し炊きとなる。

糖質成分は下の湯に溶けだしているので、ご飯自体は甘味が少なく、さっぱりしていてカレーなどによく合う。やはり一般的な炊飯器と比較すると物足りなさを感じるが、こんにゃく米のような違和感はなく、毎日食べるうちに慣れそうだ。

旧モデルは引き出しがあり、そこに糖質が含まれたお湯が入っていた。引き出して捨てて洗うなど、パーツも多かったが、お手入れは簡単になった。ただ、ザルも釜もステンレスで、一般的な炊飯器のようにフッ素加工などは施されていない。ザルの部分にご飯がくっつきやすい点は改善してほしい。

なお、低糖質炊飯だけでなく、通常炊飯や予約・保温など基本的な機能も備えている。食べ盛りの子どもには通常炊飯、糖質が気になる方は低糖質炊飯、と分けて保存しておくこともできる。

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