「糖質カット料理」ができる最新家電の実力とは 35%オフできる炊飯器で炊いたご飯の味は?

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ブランパンで糖質を大幅にカット。焼き立てはふわふわ。冷めてもしっとりしている(筆者撮影)

糖質制限ダイエットの流行で、消費者の興味は「カロリー」から「糖質」に移行しており、コンビニなどでも「糖質カット」飲料や食品をよく見かけるようになった。家電業界でも糖質カットを実現する製品が登場している。今回は手軽に糖質カット料理ができる、話題の最新家電をご紹介する。

ホームベーカリーの新製品は、ここ数年ほとんど発売されていない。数年前までは東芝、象印マホービン、タイガー魔法瓶などがホームベーカリーを発売していたが、継続的に販売しているのはパナソニックとツインバード工業など、一部に限られている。ホームベーカリーは焼きたてのパンを食べられるメリットはあるが、材料費が高いこと、時間がかかること、味に飽きてしまうといった理由から、下火になった家電ジャンルだ。

「ブランパンメーカー」がリニューアル

ツインバード工業「ブランパンメーカー」(実勢価格1万5000円)は、爆発的に売れているわけではないものの、コンビニなどでヒットした「ブランパン」を家でも作ることができるということで、2017年の発売以来、売り上げは堅調だという。

ブランパンとは、小麦の表皮「ブラン」で作ったパンのこと。小麦の粒は、胚乳・胚芽・表皮で構成されているが、その表皮でパンを焼くことができる。胚乳から作られた小麦粉には糖質がたっぷり含まれているが、表皮にはほとんど含まれていない。そのため、糖質制限中でもパンを食べたい、という人にぴったりだ。

ブランパンメーカー発売から2年が経過し、2019年には「ブランパンメーカー」の新モデルが登場した。ブランパンは甘味がほとんどなく、少し酸味のようなものがあり、独特な香りがする。加えてパサつきが気になり、「続けて食べるのがつらい」という声もあったことから、パンをふっくらと焼けるように発酵や焼き時間、パンケースの形状などのプログラムを見直し、改良したという。

実際に焼いてみると、旧モデルよりもやわらかく、キメが細かくなってしっとりしている。一般的な食パンよりもふわふわで、わが家の子どもたちにも「パサパサしていないので食べやすい」と好評だった。

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